7.21.2015

小さな旅へ フランス METZ

こんにちわ
ルクセンブルグから
お隣の国フランスの古い街METZ(メス)まで列車に乗り行ってきました


ルクセンブルグ駅構内


日本のように、アナウンスはありません。
掲示板を確認しながら、列車へ乗り込みます

列車内はゆったりしていて快適です
 メスまでは列車で一時間。

centre pompidou
ポンピドウーセンターメス
メスの駅を降り、すぐの場所にあるポンピドウーセンター。

丁度、作家、美術評論家と民族誌学者ミシェル·レリス(1901から1990)に関する
展示がありました。
ミシェル、レリスは、フランスの人類学の重要人物
アフリカ視覚芸術、イニシエーション秘密や所有カルト、
抗人種差別と反植民地運動の初期の評論家でもありました。

彼自信の自伝的作品の独創性と偉大な画家との友情のために、現代芸術に参加


ピカソ



ジャコメッティー、ミロ等
見応えのある展示です




同時にアンディーウオーホール展も。
見せ方がスマートで、とにかく
かっこ良い!



そして、駅を挟んで反対側、市街地を歩きます

メス(Metz)の街

メスという街は、中世にはヨーロッパ経済の中心地として栄えた都市だそうです。
1552年にフランス王アンリ2世が占領、1648年に正式にフランス領になった土地ですが、その後、普仏戦争でナポレオン3世の敗北によってプロイセン領になるなど、
何度かフランスとドイツのあいだを行き来しています。
そのせいもあって街はフランス的なところとドイツ的なところが混合した状態で、話に聞くところでは、老人などはドイツ語も話せる方が多い土地なのだそうです。
メスの駅の建物も、第二次大戦前のドイツ占領時代に作られた建物

今回、ヨーロッパの旅で一番胸に響いた
サン、ティティエンヌ大聖堂

このサン・テティエンヌ大聖堂は世界で最も高い中世建築の一つ。

身廊(入口から主祭壇に向かう中央通路のうちの翼廊に至るまでの部分)

の高さは42メートルもあるそうです。



あまりに、美しく心に響いた場所でしたので、
後日、もう一度訪れました。

遥か彼方へと続く天井は天に近く、ステンドグラスから透ける
自然の光はそれ自体が赦しへと導く静かな言葉のようだと
感じます

メスの駅の中にある書店も素敵でした

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